オリジナルブランド「情熱価格」や「ドンキロープライス保証」などのお得なサービスで、近年ますます人気が高まっているディスカウントストア、ドン・キホーテ。
ここでは、クレジットカードを持っていなくてもドン・キホーテで後払い決済するための裏ワザを、活用できるアプリや具体的な手順とともに詳しくご紹介します。
ドンキのオンラインショップ(通販サイト)で使える後払い方法や、よりお得に買い物するためのコツなどについても合わせてお伝えしますので、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。
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クレカ不要!ドン・キホーテで後払い決済する3つの裏ワザ
ドン・キホーテの店舗では、現金やクレジットカードのほか、専用電子マネーのmajicaを始めとする各種電子マネー、交通系ICカードなどが支払い方法として選択できます。
基本的に後払い決済に対応しているのはクレジットカードのみですが、「メルペイスマート払い」や「PayPayあと払い」などの後払いサービスや、後払い決済に対応した「バンドルカード」、「ペイディ」といったアプリをうまく活用すれば、クレカがなくてもツケ払いの買い物が可能です。
ここではまず、ドン・キホーテでクレカなしの後払い決済を実現する裏ワザを3つ、その手順も含めて詳しくご紹介していきましょう。
【ドン・キホーテで後払い決済する裏ワザ】
“メルペイスマート払い”を設定したiD決済を使う
メルペイスマート払いとは、株式会社メルカリのスマホ決済サービス「メルペイ」が提供する後払い決済方法のことです。
メルペイを使って購入した商品等の代金を、翌月に自動引き落としやコンビニ払いなどの方法でまとめて支払うことができます。
ドン・キホーテでは使えるキャッシュレス決済のひとつに「iD」が用意されているのですが、実はメルペイでは事前に連携しておくことで、同じアカウントからiD決済の利用も可能。
つまり、「“メルペイスマート払い”を設定したメルペイを使い、ドンキ店頭でiD決済する」という手順を踏めば、クレカなしでもドン・キホーテにおける後払い決済が実現するということです。
メルペイスマート払いを利用するには審査を受ける必要があるものの、手続き自体はアプリから以下の手順で簡単に実行できます。
- メルカリアプリを起動し、「メルペイ」タブをタップ
- 「使い方」から「メルペイスマート払い」を選択
- 「設定を始める」をタップし、利用目的等を選択
- パスコード画面が表示されたら、自身で設定した4桁のパスコードを入力
- 希望する利用上限金額を選択し、「この金額ではじめる」をタップ
なお、メルペイスマート払いを申請するには、メルカリアカウントの本人確認を完了させておかなければなりません。
もしまだ本人確認を行っていないなら、まずは「使い方」の「本人確認」から、「アプリで簡単本人確認」を行ってくださいね。
バンドルカードやペイディ、PayPayなど後払いアプリのリアルカードを作る
ドン・キホーテではクレジットカード決済が利用できますが、実はクレジットカードを持っていない人でも、疑似的にクレジットカード払いを行う裏ワザがあります。
それが「後払いチャージに対応したプリペイドカードを作る」という方法です。
たとえばスマホ上でバーチャルなプリペイドカードを即時発行できる「バンドルカード」というアプリでは、有料(300円~)でプラスチック製のリアルカードを作ることも可能。
バンドルカードにはドコモ払い(キャリア決済)や「ポチっとチャージ」と呼ばれる後払い式の決済方法が用意されていますので、これらを使って残高さえチャージしておけば、そのプリペイドカードはドン・キホーテを始め、全国のVisa加盟店でクレジットカードのようにお買い物へ利用できます。
「後払いでチャージできる」「リアル店舗で使えるプラスチックカードが発行可能」という条件を満たす決済アプリには他にも「ペイディ」や「PayPay(PayPayあと払いを設定した場合)」などがありますので、気になるものがあればぜひ一度インストールしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、前述の「メルペイスマート払い」を設定したメルペイでも、リアルカードの発行が可能ですよ。
キャリア決済でチャージ可能なプリペイドカードを作る
キャリア決済とは、ドコモ・au・ソフトバンクの大手3キャリアで利用できる「携帯料金合算払い」のこと。
ドコモ払い・auかんたん決済・ソフトバンクまとめて支払いなどの名前でお馴染みですよね。
実はこの3キャリアでは、キャリア決済で残高をチャージできるプリペイドカードの発行も行っています。
ドコモとauはMasterCard、ソフトバンクはVisaブランドのカードが発行でき、それぞれのブランドの加盟店でクレジットカードのように使えるのがその最大の特長。
事前に残高をチャージする必要はありますが、チャージ方法にキャリア決済を選べば実質の支払いは翌月にスマホ代金と合算して行うことになるため、使用感はクレジットカードとほぼ変わりません。
発行に審査はなく、もちろんドン・キホーテでもクレジットカード払いの名目で決済に利用できますので、もしキャリア決済が使えるスマホを持っているなら一枚作っておくと便利ですよ。
ドコモは「dカード プリペイド」、auは「au PAY プリペイドカード」、ソフトバンクは「ソフトバンクカード」の名称でそれぞれサービスを提供しています。
ドン・キホーテのオンラインショップならNP後払いなども使える!
ドン・キホーテは、実際の店舗だけでなくオンラインショップでも商品の販売を行っています。
現在は楽天市場とYahoo!ショッピング内にショップをオープンしており、楽天市場店では「NP後払い」もしくは「アトディーネ」が、Yahoo!ショッピング店では「PayPayあと払い(要設定)」がそれぞれ利用可能です。
各ショップごとの後払い方法や手数料など、詳細は以下の一覧表をご参照ください。
楽天市場店 | Yahoo!ショッピング店 | |
後払い決済方法 | 代金回収会社による後払い決済 (NP後払い/アトディーネ) ※選択不可 |
PayPay決済 (PayPayあと払いの申し込みが必要) |
後払い手数料 | 250円 | 無料 |
支払い期限 | 請求書発行後14日以内 | 翌月27日 |
利用限度額 | 5万5,000円(税込) | 審査により最大50万円 |
なお、いずれの後払い決済方法も利用には審査があるため、信用情報の内容によっては利用できない恐れもあります。
そしてPayPay決済で後払いを利用するためには、事前にPayPayアプリ側で「PayPayあと払い」の利用申し込みをしておく必要がありますので注意しましょう。
※ただし2024年[temp id=3]月現在、ドン・キホーテオンラインショップはすべてリニューアルのため一時閉店中となっています。
【悲報】ドンキ専用電子マネー「majica(マジカ)」での後払いは難しい
ドン・キホーテではお得に使える専用の電子マネー「majica(マジカ)」が提供されていますが、残念ながらクレカを使わずmajicaで後払い決済を行うのはほぼ不可能です。
majicaはクレジットカード以外の後払いチャージに対応していないのがその理由。
さらに使えるクレジットカードも「UCSカード」など特定の発行会社のものに限られているため、majicaは後払い手段ではなく「ドンキで少しお得に買い物するためのツール」として割り切ったほうがよいでしょう。
ちなみに、もしmajicaを後払いで使うためにクレジットカードを作るなら、ドン・キホーテでのポイント還元率がアップする「majica donpen card」を選ぶのがおすすめです。
意外と知らない?! ドン・キホーテでお得に賢く買い物するコツ
せっかくドン・キホーテで買い物するなら、欲しいものをできる限り安くお得にゲットしたいですよね。
そこでここからは、合わせて知っておきたい「ドンキで賢く買い物するコツ」として、以下3つの情報をご紹介します。
majicaアプリのデジタルクーポンや特別セールを活用する
ドン・キホーテでは、専用の電子マネー「majica」が使えるスマホアプリ「majica~電子マネー公式アプリ~」を提供しています。
実はこのアプリでは電子マネーの利用だけでなく、会員限定特別価格の適用や、デジタルクーポンの発行などの特典も受けられることをご存知でしたか?
majicaアプリを利用して受けられる主な特典には、たとえば以下のようなものがあります。
- 一部対象商品を会員限定の特別価格で提供
- 時計・ブランド・宝飾品のアフターサービスが10%オフ
- 「情熱価格」の家電製品に対する保証を無料で1年間追加
- 税込1,001円以上の会計時、アプリの提示で1の位の端数を0円もしくは5円に調整(最大4円カット)
- レジで使えるデジタルクーポンの発行
メルペイのiD決済などmajica以外の支払い方法を利用する場合にもこれらの特典は適用されますので、電子マネー「majica」を使わない人もダウンロードしておいて損はありませんよ。
▼majicaアプリのインストールはこちら▼
majica払いでポイントを貯める
さらに、後払いには利用できないものの、ドン・キホーテや長崎屋、アピタ、ピアゴなどのmajica加盟店でmajica払いをすると、100円の買い物ごとに1ポイントが還元されます。
還元されたポイントは、1ポイント1円で買い物に使えるので、実質的に1%オフでお買い物が可能です。
たった1%とならいいかなと思うかもしれませんが、この付与率はmajicaカードやmajicaアプリを提示して買い物した金額に応じて、最大5%までアップします。
5%オフで買えるとなると10万円の買い物なら5,000円分。
決して小さな金額ではありませんよね。
ただしアプリ登録されていないと、ポイント付与率が下がり、しかもランク別ポイントが付与されません。
電子マネーカードを作ったら、必ずアプリをインストールして会員登録しておきましょう。
ちなみに、ポイントには有効期限があります。
最後にポイントが加算された日から1年が有効期限ですので、ドン・キホーテには1年に1回くらいしか行かないという人は、ポイントが有効期限切れしないようご注意ください。
「ドンキ ロープライス保証」を利用する
ドン・キホーテには「ドンキ ロープライス保証」というサービスがあり、「ドンキ ロープライス保証」のPOPが付いている商品は、他店よりも価格が高かった場合に差額を返金してもらえます。
他店の価格を調べる必要があるものの、手間を掛けることでどこよりも安く購入が可能になるということですね。
ディスカウントストアにありがちな、安くもないのに「激安」としているようなことはなく、本当に安値で売ってもらえるので、ぜひ「ドンキロープライス保証」のポップに注目しながら、店内を回ってみてください。
まとめて確認!ドンキの後払いに関するよくある質問
最後にこれまでのおさらいも兼ねて、ドン・キホーテの後払いに関するよくある質問とその回答を4つ、Q&A方式でまとめてご紹介します。
疑問を端的に解決するためのヒントとしてご活用いただけましたら幸いです。
ドン・キホーテで使える決済方法は?
ドン・キホーテでは、現金のほか、クレジットカードや各種電子マネー、交通系ICカードが決済に利用できます。
使える電子マネー・交通系ICカードの具体的な種類は以下のとおりです。
電子マネー | majica、QUICPay+、iD、楽天Edy |
交通系ICカード | Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん |
ただし店舗やレジによっては、現金およびmajica以外の決済方法に対応していないケースもあるためご注意ください。
ドン・キホーテでPayPayやd払いは使える?
ドン・キホーテでは、PayPayやd払いなど、すべてのスマホ決済サービスが使用できません。
使えるのはmajicaやiD、楽天Edyなどの電子マネーと、Suica、PASMOなどの交通系ICカードのみとなっています。
ドンキで使える後払いアプリには何がある?
ドン・キホーテでは、ペイディ、atoneなどの後払い決済サービスや、バンドルカードのバーチャルカードなどはそのまま支払いに使うことができません。
クレカを持っていない人がドンキで後払いするには、「メルペイスマート払い」を設定したメルペイでiD決済を利用するか、後払い決済アプリで発行可能なリアルカードをクレジットカードの代わりに使う必要があります。
後払いチャージが可能、かつリアルカードの発行もできる決済アプリとしては、「バンドルカード」や「ペイディ」、「メルペイ」、「PayPay」などが活用できるでしょう。
ドンキの通販でNP後払いは選べる?
ドン・キホーテ楽天市場店であれば、NP後払い、もしくはアトディーネという、代金回収会社による後払い決済サービスが利用できます。
どちらのサービスを利用するかの選択はできませんが、いずれも250円(税込)の請求書発行手数料や、14日以内の支払い期限、5万5,000円の利用上限額は同様です。
また、PayPayで「PayPayあと払い」の利用設定をしておけば、ドン・キホーテYahoo!ショッピング店でPayPay払いによる後払いも選べるようになります。
まとめ:クレカがなくても、ドンキで後払い決済はできる!ただし…
ドン・キホーテでは、メルペイスマート払いを設定したiD決済や、後払いでチャージできるプリペイド式のリアルカードを使うことによって、クレジットカードがなくても後払い決済が可能です。
ただしメルペイスマート払いを始めとする後払い決済手段には基本的に利用前の審査があるため、過去の支払い遅延など、信用情報に傷があると利用を断られるケースも。
審査が通るか不安な方は、バンドルカードやペイディで少額の利用を繰り返してコツコツ信用を積み上げたり、既に使えるキャリア決済を活用したりして、うまく後払いできるよう工夫してみましょう。
ドン・キホーテのオンラインショップ(楽天市場店)では、NP後払いなど代金回収代行会社による後払い決済サービスも利用できます。
ここでご紹介した情報を参考に、ぜひ自分に合った後払い方法を見つけてみてくださいね。